今年度の初め、かねてから懸案だった大学の個人研究室用PCをようやく更新することができた。
(これまでは数世代前のレッツノートをモニターに繋いで騙し騙し使っていた。)
本務先の大学では、個人研究費として年額50万円程が割り当てられるのだが、1個あたりの単価が10万円を超えると決裁が面倒になる上、備品扱いで監査対象となってしまうため、可能な限り消耗品扱いとなる10万以下に抑えたい。
そこでDELLのBTOマシンの中で、10万円に収まるギリギリのハイスペックモデルを調達した(下の写真がそれ)。
モデル名はOptiPlex 3060。法人用モデルだが、個人用モデルよりもデザインがしっくりくるのでこちらを選択。
CPUはCore i5-8500という6コア6スレッドのモデル。
Ryzen2が登場した今となっては見劣り感は否めないが、事務作業用途に限れば十分なスペック(数年前のCore-Xシリーズ相当の性能がある)。
ただし、10万円以内に抑えるために行くつかの点を妥協せざるを得なかった。
1つはOS。できればPro版が良かったが、購入モデルはWindows 10 Home。
2つ目はメモリ容量。最低でも8GBは欲しいところだが、最小構成の4GBに。
3つ目はストレージ。SSDは明らかに予算オーバーだったので、1TBのHDDに。
OSは目を瞑るとしても、メモリとストレージは何とかしたい。
そこで、増設用のメモリと換装用のSSDを自腹で購入、取り付けを行なった。
メモリーはできれば16GBとしたいところだが、標準搭載の4GBメモリを無駄にするのもはばかられたので、さしあたり同規格のDDR4-4GBメモリを調達。
ストレージはコストと容量とのバランスを取って、Transcendの480GBのSSDを選択。
ここまでやって、ようやく快適な環境が実現した。